やぁ!
ひさしぶりだネ。
今日は日曜日。
娘がちいさかったころのことを1つかこう。
3才か4才くらいかな?
たぶんテレビかなにかで、みたのだろう。
「おとうさん、しょうぼうにつれてって。」
「しょうぼう?」
「うん。」
「あなた、消防署のことヨ。」
「・・・?。」
「・・・。」
「うん。いいヨ。」
てくてく、てくてく。
てくてく、てくてく。
「ついたネ。」
「うん。」
「おとうさん、しろいのは?」
「ああ、そういえば、しろいのいないネ。」
「あかいのいるのに、どうしてしろいのいないの?」
「うーん。きっとネ、お仕事してるんだヨ。」
「ふーん。」
「おとうさん、しろいのどうしていないの?」
「うーん。歌菜子(かなこっていうのネ)おなかがいたかったことあったよネ。」
「うん。」
「しろいの、おなかのいたいひとをはこんでるんだヨ。」
「ふーん。」
「おとうさん、しろいのどこにいるの?」
「うん、おなかのいたいひとといっしょに病院にいるんだとおもう。」
「ふーん。」
「おとうさん、しろいのは?」
「そーか、やっぱりきになるんだネ?」
「・・・。」
「わかったヨ。かえってくるのまってようネ。」
「うん!。」
「・・・。」
「・・・。」
「あっ!おとうさん、しろいのかえってきた。」
「あ、ほんとうだ。よかったネ。」
「うん。」
「もう、かえれるネ?」
「うん。」
てくてく、てくてく。
てくてく、てくてく。