2013年9月28日土曜日

◯◯

やぁ!

ボクの女房は、いつも正々堂々としている。が、それだけじゃ〜、ない。実にたくましく、また、勇ましい。そして、なによりも力持ちだ。

知り合いの集会で(ま〜、それは結婚式とか葬式とかってことだが)ボクに挨拶をしてくれる人はいるが、話しかける人は、まず、いない。
み〜んな女房に話しかけてる。
ボクが何〜んにも知らないってことを、みんな、よく知っているからだ。

「大切なこと?ぜ〜んぶ女房がやってくれるの。ボクは何〜んにもしなくてイイの。ボクは、ただ黙って、酒、飲んでりゃイイの。」

ボクは女房の「ちょっと〜、何で◯◯って、◯◯なの〜?」とか、「もう、◯◯って、ぜったい違うと思う。ねっ?」とかの質問には、ただ、「うん。」とだけ答えることにしている。めんどくさいからじゃ〜、ない。さきほどの知り合いの集会と同様、そこらへんのことをまったく知らないからだ。


「じゃ〜、津田君? 津田君って、いったい 何 知ってるの?」
「・・・。」
「ね〜。答えなさいよ。」
「言うと、しかられるから・・・。」
「しからないから。」
「・・・、もっと、本質的なこと・・・。」
「ふ〜ん。そうなのね。」
「・・・。」

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